してあげる介護はダメ!!これからは持っている機能を最大限に生かす介護で

至れり尽くせりはおしまい

最近の介護は、高齢者の心身の機能低下を防ぎ、その人が持っている機能をできる限り維持することを大切にしています。以前の介護では加齢による機能低下でできなくなったことを補うこと、何でもしてあげる介護が良いことと思われていました。しかし、それでは、体や頭を本人が使う機会が失われ、むしろ機能低下を招くことがわかってきたのです。そうなると寝たきりでの全介護状態が長く続くことになり本人もその家族もただ苦しいだけですよね。そのため、寝たきりや重度になる前に予防する介護、寝たきりになるのをできるだけ遅くする介護が注目されています。

希望するなら役割を与える

介護施設では、たとえば取り込んだ洗濯物を自分が一緒にたたんでもいいかと申し出てくる高齢者もいます。そうしたときに、なにもしなくていいですよというのが従来の方針です。しかし、今は、それなら、毎日お願いしてもいいですかと、やってもらうことにより、本人に一つの役割を与えるようにしています。役割になると、不思議なもので引きこもりがちだった人は自主的に部屋を出るようになり、体を動かすようになります。生活の中で役割をもつというのは重要なことで、本人が希望するのであれば、自分にもできる、役に立てるという感覚を与えてあげて、本人の自信につなげてあげることが大事でしょう。これは施設に限らず、在宅の場合でも同様ですよ。

時には援助を減らし厳しく

また、決まった役割でなくても、歩行などの機能維持のために、時には少し厳しい提案をしてみるのもいいでしょう。在宅介護をしている家族では、介護しているのが実の娘の場合、高齢者の状態がよく保たれているといいます。実の娘の場合、高齢者が動くのをおっくうに感じて動きたがらないときでも、自分のことは自分でやってと言える人が多く、それが結果的にお年寄りの活動性を高めているのです。不思議なもので、親は実の子供の前では、まだまだやれるというのを見せたがります。周囲から見れば、高齢者に無理強いさせてなんて言ってくる人もいるかもしれませんが、気にすることはありません。そのかわり、きちんと心に寄り添い、時にはげましたり、なだめたりしながら高齢期の人生を充実させるための援助を行うことが大切でしょう。

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